【 DVプログラムの概要 】
現在、アメリカは移民の出身国の偏りが激しく、その偏りを是正する事を目的に、米国移民法の関係条項に基づいて実施されるプログラムです。
世界を6つの地域(北米、南米、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、オセアニア)に分けて、地域ごとに移民が少ないと見なされた国の国民から希望者を募り(幸い日本は対象国になっています)、コンピュータによる厳正な抽選によって、約50000件のアメリカ永住権(グリーンカード)を発給します。
一ヶ国あたりの発給数の上限は3850人もしくは全体の7%です。実際には、毎年50000人以上に当選通知が送られ、手続が完了した順に50000件に到達した時点で受付け終了となります。
1992年よりアメリカ合衆国国務省が毎年、実施しています。毎年、実施されるので年度ごとに「DV-200X」と言われます。
【 開催告知 】
毎年、
米国務省から発表発表されます。
- DV2014は、2012年10月2日〜2012年11月3日までに、オンラインで申請と発表されました。(毎年、変更があります)
- 応募要綱発表は、毎年9月頃に行われています。
- 申請方法はオンライン申請に限られます。
- 応募は、1人1通のみです。 (2通以上応募した場合は、無条件で失格)
【 応募期間 】
- アメリカ東部標準時 2012年10月2日正午〜2012年11月3日正午
【 応募方法 】
毎回多くの応募者が書類不備、記入漏れ、記入ミス等で無効として扱われています。
※ DV-2004では、約2,900,000通が無効になりました。
【 規定 】
【 抽選 】
- 有効応募者の中からコンピューターによって完全無作為に抽選
【 結果発表 】
- 2013年5月〜7月の間
- DV2012より”Entrant Status Check”にて当落の確認
- 当選時点では米国永住権(グリーンカード)を申請する条件を満たしただけです。
DV2014のビザは、2013年10月1日〜2014年9月30日の間に発給されます。
!当選しても、限られた期間内に移民手続きをしなければ永住権は取得できません。
【 申請スケジュール 】
2012年 |
10月2日 |
募集開始 |
2012年 |
11月3日 |
募集締切 |
2013年 |
5月〜7月 |
当落確認[Entrant Status Checkにて] |
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8月〜 |
面接日通知 |
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10月1日〜 |
在日米国大使館で面接 |
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面接当日 |
テンポラリービザ発給 |
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180日以内 |
渡米 |
※例年通りのスケジュールです。今年は当選発表にて
大幅な変更がある場合があります。