<A:1>
「対象国」とは、一般的に、現在の居住地に関わらず、あなたの生まれた国を意味します。「出生者」とは、通常、居住国、国籍に関わらず、その国で生まれた人という意味です。同時に、移民国籍法202条(b)項の規定においては、応募者自らの生まれた国以外を「出生国」とすることを認めています。
例えば、あなたの生まれた国が今年のDVプログラムへの応募資格のある国でなくても、あなたの配偶者が応募資格のある国で生まれている場合には、配偶者の生まれた国をあなたの「出生国」として応募できます。ただし、あなたの配偶者がDV-2ビザの受給資格を有し、DV-2ビザが発給され、あなたと同時にDVビザで米国に入国しない限り、あなたにDV-1ビザは発給されません。同様に子どもは両親の出生国によって資格を得ることになります。
さらに、あなたの生まれた国が今年のDVプログラムへの応募資格のある国でなくても、あなたの両親のいずれもが、あなたの生まれた時にその国の居住者でなかった場合には、両親のいずれかの生まれた国をあなたの「出生国」とすることができます。一般的には、うまれた国の国籍を有する国以外に一時的に訪問、勉強、または商用や業務を目的に企業や政府により派遣されていた場合には、居住者とはみなされません。
あなた自身の生まれた国以外を「出生国」とする場合には、E-DVエントリーフォームの6番にその旨を明記してください。あなたが記載した「対象国」または「出生国」が正確ではない時(記載事項に正当な根拠がない場合など)には、エントリーは資格を失いますのでご注意ください。
<A:2>
DV-2008プログラムへの応募は、応募期間中にwww.dvlottery.state.govのE=DVエントリーフォームでオンラインで提出されなければなりません。書面での応募は受理されません。
DV-2008プログラムには以下のいくつかの事項が追加されています。
・現在の居住国?
・現在までの最終学歴は?
次の10の教育課程のうちの1つをあなたの最終学歴として選択してください。(1)小中学校、(2)高等学校中退、(3)高等学校卒業、(4)専門学校、(5)大学課程、(6)大学卒業、(7)大学院課程、(8)修士号、(9)博士課程、(10)博士号
<A:3>
E-DVエントリーフォームは署名は必要ありません。あなた自身、配偶者および全ての21歳以下の子どもそれぞれの最近の写真が必要です。家族写真や集合写真は受理されません。写真に関する詳細をご参照ください。
<A:4>
抽選ビザプログラムは米国に多くの移民を送っている国以外の国の方へ移民のチャンスを与えるのが目的です。移民法は「移民数の多い国」の出生者にDVビザを発給しないことを言明し、「移民数の多い国」を、過去5年間に家族呼び寄せまたは雇用による移民ビザにって50,000人以上が米国へ移民した国と規定しています。米移民局(USCIS)は、毎年、抽選ビザプログラムから除外すべき対象国を判定するため、過去5年間の家族および雇用による移民の入国数を見直しています。それにより、プログラム対象国は各年度で変更になる可能性があり、対象国は各年度のプログラムの応募期間前に決定されます。
<A:5>
法律により最高55,000の件の永住ビザが米国移民抽選プログラムによって毎年有資格者に発給されます。しかしながら、1997年11月に議会を通過したNicaraguan Adjustment and Central American Relief Act (NACARA)により、DV-99からは、抽選ビザ年間割り当て数55,000のうちの5,000は必要に応じてNACARAプログラムのために使用されると規定しています。実際に50,000件に制限するのはDV-2000から始まり、DV-2008年のプログラムまで継続される見込みです。
<A:6>
USCISは、移民国籍法203条(c)項の規定を基に、毎年各地域へのDVビザ割り当て数の制限を決定します。USCISでの計算終了後、各地域に割り当てられるビザ数が発表されます。
<A:7>
DV-2008の応募期間は、2006年10月4日(水)正午(東部標準時)から2006年12日3日(日)正午(東部標準時)までです。例年、この登録期間内に数百万の応募があり、応募多数により当選者の選出に非常に時間がかかります。応募期間を10月から12月まで設けることで当選者は遅れることなく通知を受けることができ、当選者や大使館・領事館はビザ発給のための準備や手続きに十分な時間を確保できます。応募期間終了間際のかけこみ応募はシステムの遅延要因ともなりますので、早い時期に応募することを強くお勧めします。2006年12月3日(日)正午(東部標準時間)以降はいかなる応募も受理されません。
<A:8>
はい、米国あるいは他の国にいる応募者は、米国あるいは米国外の国から応募することができます。