<A:9>
はい。法律により応募期間内に各自が応募できるのは1回のみと規定されており、1回以上応募した場合は応募資格を失います。国務省は、応募期間内の複数応募を判別するための最新テクノロジーを導入しています。1回以上応募した方は資格を失い、その電子記録は国務省に永久に保管されます。応募者は通常の応募期間内に毎年応募することができます。
<A:10>
はい、夫と妻は、各自が応募の条件を満たしていれば別々に応募することができます。一方が当選した場合、他方は配偶者のステータスで登録されることになります。
<A:11>
あなたのエントリーには配偶者、つまり夫または妻と、21歳未満で未婚の全ての子ども(既に米国籍や米国永住資格を持つ子供は除く)の名前を記載してください。配偶者はたとえ別居中であっても、その別居が法律上認められたもの(別居を認める裁判所発行の文書がある)でない限り記載してください。法律上、別居している場合や、正式に離婚している場合は、以前の配偶者の名前を記載する必要はありません。21歳未満で未婚の子供については、実子、配偶者の前婚による子ども、あなたの国の法律に基づいて正式に養子縁組をした子どもを含め、全て記載してください。現在同居していない、あるいは、あなたと共に米国に移住する意志がなくても、21歳未満の子どもは全て記載してください。
家族の名前をエントリーに含めても、その家族が後にあなたと共に米国に移住しなければならないということはありません。本人が渡米を希望しない場合は残ることができます。ただし、当選し、移民ビザを申請する段階で、もともとのエントリーに含まれていなかった家族の分の移民ビザを申請しようとした場合、あなたの移民ビザ申請資格はなくなります(ここで言う「家族」は、応募当時に家族関係が成立していた人のみを指します。応募後に新たに加わった家族は該当しません)。配偶者は、あなたのエントリーに名前が記載されていても、あなたとは別に応募することができます。上記の質問をご参照ください。
<A:12>
応募は自分自身で準備・提出することもできますし、第3者に代行を依頼することもできます。ただし、本人が直接応募しても、弁護士、友人、親戚などに代行を依頼した場合でも、1人の名前で応募できるのは1件のみで、エントリーの記載事項については応募者本人が責任を負うことになります。当選した場合、当選通知はエントリーフォームに記載されている郵送先にのみ送付されます。
<A:13>
応募にあたっては、高卒(または同等)以上の学歴、もしくは、過去5年以内に、最低2年間の研修や実務経験を要する職業に2年以上従事していることが必要となります。高卒とは、米国における12年間の初等・中等教育終了者であること、また、米国外では初等教育と米国の高校にあたる中等教育の正規のコース修了者を意味します。学歴や職歴の証明書類は、応募時には必要ありませんが、当選し移民ビザの面接を受ける際に提出する必要があります。応募者の職業経験が条件を満たしているか否かの判定は、労働省のO*Net Online データベースを用いて行ないます。
DVプログラムの要件を満たす職業とは: 労働省のO*Net Online データベースでは職業経験を5つのグループに分けています。多くの職業がリストされていますが、DVプログラムの要件を満たすには、あなたが過去5年以内に2年以上、少なくとも2年間の研修か実務経験を必要とする職業に従事していたことを証明しなければなりません。少なくとも2年間の研修か実務経験を必要とする職業は、O*Net Online データベースにJob Zoneの4または5で、Specific Vocational Preparation (SVP)の7.0またはそれ以上に指定されています。
要件を満たしている職業を労働省のサイトから検索する方法:労働省のO*Net Online データベースをご覧ください。あなたの職業が要件を満たすかどうかは次の方法で検索できます。"Find Occupation"を選択、次に "Job Family"を選択します。(例:建築家あるいはエンジニアを選択し、"GO"をクリックする。次に、特定業務リンクをクリック。宇宙開発技術者をクリック、特定職業リンクを選択後、"Job Zone"タブでJob Zone番号とSVP範囲を検索します。)
<A:14>
ケンタッキー・コンシュラー・センターでは、全てのエントリーを対象地域毎に分け、それぞれ番号をつけます。応募受付期間終了後、コンピューターによる無作為の抽選によって、各対象地域毎に当選者が選ばれます。それぞれの地域の中で1番に選ばれた応募が1番目のケース、2番目に選ばれた応募は2番目のケース、というように順に登録されて行きます。応募期間中に受理された全てのエントリーは、各対象地域内で平等の当選確率を有します。
当選者には、ケンタッキー・コンシュラー・センターから移民ビザ申請のインストラクションを含む通知が送られます。ケンタッキー・コンシュラー・センターでは、当選者に在外公館での面接日の通知を送付するまで、あるいは資格を有する当選者がUSCISで滞在資格変更手続きを開始するまでのプロセスを行います。重要:無作為抽選で当選した方への通知はEメールでは送られません。当選通知をEメールで受領した場合、それは公式なものではないことにご注意ください。
<A:15>
はい。米国移民国籍法第245条により定められている滞在資格変更に関する条件に該当する当選者は、米国滞在中にUSCISで永住者への滞在資格変更手続きを行うことができます。
2008年度DVプログラムへの登録は2008年9月30日をもって失効する為、当選者は、米国外にいる家族の分も含め、USCISでの全ての手続きを2008年9月30日までに確実に終了しなければなりません。2008年9月30日以降は、いかなる状況でも、DV-2008に基づくビザ番号の割り当てを受けることはできません。